口蹄疫 ワクチン接種始まる

ついに口蹄疫ワクチンの接種が始まった。

口蹄疫ワクチン接種、移動制限区域で始まる
宮崎県の口蹄疫問題で、県は22日午前、家畜の移動制限区域(半径10キロ圏)内でワクチン接種を始めた。感染が確認されていない農場の20万頭以上が対象になる。国と県は「3、4日で終わらせたい」としており、対象農家の同意を得ながら速やかに作業を進める方針。
 県によると、この日は宮崎市と木城、高鍋町の養豚農家計7軒で、約1万9500頭の豚に接種する。約20万頭分のワクチンが届いている県宮崎家畜保健衛生所宮崎市佐土原町)から獣医師らが乗用車で農家に向かった。ウイルスを運ばないよう、これまで殺処分作業に従事していない県外からの応援組を中心に、約30人の獣医師が担当する。(2010年5月22日 読売新聞)

20万頭以上が対象であり、今日は約2万頭に接種した模様である。30人の獣医師で2万頭ということは、1人の獣医師が600頭接種することになる。1頭1分で処理したとしても10時間にもなる。もちろん、移動時間もあるのだから大変である。
 国や県は4日で終わらせるというが、このペースだと7日かかることになる。明日からさらに応援の獣医が来るのだろう。