敬宮愛子内親王の不登校

愛子さま、登校できず 乱暴な振る舞いに不安と東宮大夫
 宮内庁野村一成東宮大夫は5日の定例記者会見で、皇太子家の長女愛子さま(8)=学習院初等科2年=が1日からほとんど登校できない状態になっていることを明らかにし「学校で同学年の複数の男児から乱暴な振る舞いを受け、強い不安感や腹痛を訴えている」と欠席の理由を述べた。再び通学するめどは立っていないという。
 一方、学習院側は「愛子さまを直接対象にした暴力行為はなかったが、過去に廊下を走るなどの行為をする児童が複数いた」としている。愛子さまの欠席理由を、東宮職のトップが学校内のトラブルを挙げて言及するのは異例。
 野村大夫によると、愛子さまは2月下旬から微熱などで欠席。今月2日は早退し、その後は登校していない。学校側に調査を依頼したところ、同学年の複数の男児が、愛子さまを含む複数の児童に乱暴な振る舞いをしていたことが分かったとして、対応策を求めた。「いじめに当たるとは考えていない」とした。
 野村大夫の発言を受け学習院側も記者会見。東園基政常務理事は「2日の4時限目だけを受け下校する際、教室から飛び出してきた2人の男児と擦れ違い、怖い思いをした。過去に男児数人が乱暴な行為をしたことを思い出して不安に感じたのではないか」と述べた。(共同通信)

 暴力などで愛子様に何かあられたらそれこそたいへんなことで、愛子様を預かる学習院は万全の体制をとる義務があります。私立ですので、問題のある児童を退学処分にするとか、クラスをかわってもらうという措置をとるのは、普通はないとしても今回はいたしかたないのではなかろうか。問題を起こした児童の両親、担任、そして学校関係者の心労は推し量ることもできませんが、やはり皇室の教育機関として自覚をもってもらわないとなりません。